父をこのまま今の病院に置いていていいのか。そう思い始めた私は、リハビリ病院について調べ始めました。そこで初めて知ったのが、リハビリ病院には3種類あるということでした。
回復期リハビリ病棟なら、もっとリハビリができる。父をそこに転院させたい。そう思って動き始めましたが、現実はそう簡単ではありませんでした。
リハビリ病院の実態|回復期リハビリ病棟と地域包括ケア病棟と療養病棟
母から電話で聞く話から、私たちも、「父をこのままこの病院に置いていていいのだろうか」という不安が出てきました。リハビリ病院のことを調べていると、リハビリ病院には、「回復期リハビリ病棟」と「地域包括ケア病棟」と「療養病棟」があるということを知りました。
父が今いる病院は「地域包括ケア病棟」。ここは「回復期リハビリ病棟」ほど集中したリハビリは行わず、在宅、施設への橋渡しを目的とした病棟です。
回復期リハビリ病棟
・1日最大9単位(約3時間)のリハビリができる(1単位20分用等」)
・トイレ誘導や日中の離床を積極的に行う
・在宅復帰を前提に動いてくれる
ーーこれを知った時、「父が今いる病院と全然違う」と思いました。ーー
療養病棟
・医療管理中心
・リハは維持程度
・安全優先で臥床時間が長くなりやすい
回復期リハビリ病棟に転院したい
私たちは、父が1日も早く家に帰ってくることを望んでいました。なので、リハビリに力を入れている「回復期リハビリ病棟」があると知り、そこに転院したいと思いました。
「回復期リハビリ病棟」でいくつか病院を調べ、バスの便、面会時間、口コミなど色々調べました。
転院は病院にお願いし、医師の所見など色々手続きをしてもらい、相手側の病院も受け入れ可能でなければ行けません。
病院にお願いするまでに、色々調べておこうと兄弟で手分けして調べて、この病院がいいんじゃないかと目安を立てていました。
高齢者の転院|またせん妄になったら・・・
ケアマネをしている叔母にも、アドバイスをもらおうと相談したところ。
叔母からは「転院はせん方がいいよ(転院はしない方がいいよ)」と言われました。
理由は、父がやっと今の病院に慣れてきたからです。看護師さんに自分から声をかけたり、安心して過ごしている。今、転院するとまた新しい環境に1から慣れていかなければいけない。高齢者にとってそれはとても負担になるようなのです。
もっとリハビリをしてほしい|ちゃんと調べなかった私の後悔
私たち兄弟は、よく考え、叔母のアドバイスを受け入れることにしました。
リハビリをして、早く家に帰ってきてほしいけど、父の負担になることは嫌だったからです。
確かに、この病院に父は慣れてきており、安心して過ごしている。でも介護面で不安がある。
転院させたいのに、転院が父の負担になり出来ない。どうしようもない状況に、私は「なぜ、急性期の病院は回復期リハビリ病棟のことを教えてくれなかったんだろう。あの時、知ってたらもしかして、回復期リハビリ病棟の病院が受け入れてくれていたかもしれないのに・・・」と思いました。
私は、なぜもっといろいろ調べなかったんだろう。ソーシャルワーカーに任せきりにしないで、しっかり自分でも調べて、ソーシャルワーカーに私たち家族の希望をしっかり伝えて話し合うことができたら、もしかしたら父はもっとしっかりリハビリをしてくれる病院に転院できていたかもしれない。
今のリハビリ病院にいなければいけないと決まったら、なんとかここでしっかりリハビリをしてもらおう。そして、次の施設「老健」では、絶対に同じ失敗をしないよう、私はこれを機に施設について毎日調べ始めました。
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